神から人へ ◎自由・自由に生きるとは◎
神から人へ、人から神へ。
世界の平和と進化を願い、人の御魂(みたま)の向上・
昇華(しょうげ)を、何より望み、何より祈らん。
人の進化は日々遠く、果て無き道の彼方の虹の、
行けどもつかめぬ陽炎(かげろう)の如(ごと)。
なれども神の、宇宙の真理は、進化の道を辿(たど)るもの。
なれば人は真理に沿いて、宇宙の摂理に外(はず)るなよ。
宇宙の声に導かれ、進化の栄(は)えを楽しめよ。
さにて本日、自由の意味を解き示さん。
自由は本来なきものなり。人の自由は幻影・錯覚。
人は宇宙の法則に、生きる仕組みに縛られて、そこから
離れし自由はあらず。
許さる自由は、ただひたすらに、神の道に目覚めし後に、
いかに己の命を捧げ、神に守らる生を楽しみ、豊かな命を
讃(たた)えるかのみ。
己独りの勝手に生きる、自然を乱す自由はあらず。
人の自由は進化の歩みを、戻らず進み、逆らわず、
許さるままの限りの中で、己の才能、個性を見つけ、
持てる力を伸ばすことのみ。
なれば人は生ある間に、なすべき行から逃げることなく、
道の途中の難所を避けず、己の能力、命の限りを、
尽すか否かの選択のみ。
何を選ぶか、求むるか。いかに進むか、どこを目指すか。
そもまた人にそれぞれの、自由な選択、決断なれど、
神の意を問い、自(みずか)ら尋ね、自ら道を拓きつつ、
最後に達する峰こそは、努力の証しの、祝福とならん。
神の栄光、祝福を、身に受けて、あの世へ旅立つように、
人は命を使うべし。そこそが人の自由の生き方。
真(まこと)の自由の意味なるらん。
さにて。
平成18年(2006年)6月28日のお伝え
神の声を伝える人
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