神から人へ ◎使命・運命・人間の名前◎
神から人へ、人から神へ。
全ての人に使命あり。使命と共に、運命(さだめ)あり。人の運命を決め行くは、
人の生き方、心の持ち方。なれば人は、努めるべし、怠(おこた)らざるべし、
励むべし。さにて本日、人の名前について答えん。
人にはそれぞれ生まれしときに、神と約せし使命あり。なれば天はその使命、
約の成就に資(し)せんため、環境整え、出会いを仕組み、
見えぬ世界の追い風吹かせ、人のこの世の働きを、陰に日向に助け、支えり。
人は己の役割を、事象に汲み取り、過去に読み、今ある己の位置から気付き、
自(みずか)ら目覚めて行なうべし。神秘なること、日常なること、人の感性、
知性に応じ、早くに気付きて行なうもあり。老いても目覚めず果てるもあり。
なれど人はそれぞれに、その役割を刻印せる、御魂(みたま)の記憶を備えたり。
人の目覚めのきっかけを、その名に負いし者もあらん。神の願いを込められし、
逃れぬ運命を秘めるもあり。
なれば人は、その名にこそ、神の願いと己の命(みこと)と、共にその名に
併(あわ)せ持つ、奇(く)しかる名をば、頂くもの。人の名前は偶然ならず。
生まれしときより定めらる、避け得ぬ命(みこと)に目覚めるための、眠りを
覚ます祈りなり。人は己の名を大切に、神より頂く命(みこと)のためと、
よく心得よ、わきまえよ。己の開運、幸運のため、名を変え、字を変え、
字画を変え、無駄なる努力をするなれど、元より持てる名こそが最良。
神の祈りを曲げることなく、そのまま素直に受け取るべし。
現世利益の浅はかな、目先の利得に惑わされ、己の使命を見失うなよ。
名前の奥の神意を知れよ。親の願いは子の幸せ。健康、成功、繁栄、安定。
なれどそにては充分ならず。神の願いは、地上全ての、真(まこと)の平和と、
調和と進化。さなる神の願いに応える、一人一人の役割を、持ちて生まれし
名前に読めよ。全ての人に願いを託せり。愛さぬ者の一人とてなし。
神の願いに応えて示せよ。
頂く名前に恥じぬよう、名前に負けて見劣りせぬよう、名に相応の役を
求めて、名にふさわしき命(いのち)を生きよ。
さにて本日、人の名前について答えしを。神の名前と異なりて、人には名前が
必要ならん。銘々己の使命を見出し、そに勤(いそ)しみて、外るるなかれ。
人の命(みこと)は尊きもの。徒(あだ)に軽んじ、おろそかにすな。
己の勝手の都合にて、命(みこと)を投げ出すことは許さじ。一途に専心、
邁進(まいしん)し、神に誠を返して生きよ。さなれば神も歓びて、さらに
多くの助けを与えん。さにて。
神の声を伝える人
ひふみともこさんHP
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大神神社 狭井神社 三輪山の巫女「真理の 御霊」
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